先日に引き続き、家庭でできる不妊症のお灸について説明させて頂きたいと思います。 タイトルに書いた「へその三角灸」は台湾でも良く使われるツボですが、日本では豊臣秀吉にも仕えた中条帯刀という金創医(軍の外科医)が中条流子孕(ちゅうじょうりゅうこばらみ)として始めたと言われております。 ツボの取り方は、ち…
練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。 本日は、家庭でできる不妊症の体質改善に使うお灸のツボについて説明させて頂きます。 まずは、不妊症を含む婦人科疾患で最も用いられるツボ「三陰交」について説明致します。 東洋医学では血液の病態を大別すると二つ挙げられ、三陰交のツボは血液の病態の治療にも良く…
先日、患者様のご家族が胃がんで亡くなられました。 正確には胃がんの切除後の衰弱が原因ですが、手術をして約1か月でお亡くなりになりました。 癌のステージやご年齢・体力の有無も手術するかを決める際の目安にはなりますが、この患者さんは性格的にもアクティビティやリハビリを積極的に行うタイプではなく、術後の体…
練馬区早宮のコンチェルトはりきゅう院です。 有楽町線の平和台や氷川台から徒歩でお越しいただけます<m(__)m> 先日の聞診に続きまして、四診シリーズ第三弾として聞診の説明をさせて頂きます。 問診は西洋医学と同じく、疾病の発生したきっかけや病気の経過などを患者…
先日の望診に引き続きまして、四診シリーズ第二弾として聞診の説明をさせて頂きます。 古典における聞診の説明としては、病人の体臭、口臭などの臭いと、排泄物・分泌物のの臭いを嗅ぎ、その臭いの質によって病状を診断するとされており、一般的な診断方法としては、悪臭のあるものは熱がこもっている、もしくは実証(体の…
本日は、東洋医学の診断方法についてお話しさせて頂きます。 西洋医学での診察方法は、血液検査やレントゲンなどの数値や画像所見が重要視されますが、東洋医学での診察方法は四診(望診・聞診・問診・切診)となります。 それぞれの説明としては、下記の通りです。 望診:患者さんの全身の状態や色・様子などを目で見て…
練馬区平和台のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。 本日は逆子のお灸に関してお話しさせていただきます。 まずは逆子の説明ですが、みなさんご存知だと思いますので簡単に言うと「産道側に胎児の臀部がある状態」です。 逆子以外の表現としては骨盤位とも呼びます。 なぜ逆子が問題視…
現在当院が往診で診させていただいている患者さんのお悩みで一番多いのが膝の変形による疼痛です。 ということで、本日は変形性膝関節症への施術方法や予防方法などをご説明させていただきます。 鍼灸での施術方針としては、変形の進行を抑えることと、疼痛を軽減して買い物や散歩などの日常生活に支障が出ないようにする…
本日は、老人ホームなどで行っている音楽療法についてお話しいたします。 私自身は音楽家でもなければ、音楽療法の専門家でも御座いませんので、あくまで一音楽愛好家の延長線としての考察を語っていることをご了承くださいm(__)m 音楽療法を大別すると、一つは受動的音楽療法、つまり音楽を聴かせる…
本日は、ダイエットのための鍼灸施術方法についてお話しいたします。 いきなり核心から始めますが、どの経穴(ツボ)に鍼を刺すと痩せて体重が減るかというと・・・そのような都合のよいツボは有りません(――〆) では、鍼灸施術では痩せないかというと、間接的にですがダイエットのお手伝いは可能です。…