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漢方薬・ハーブなど

四物湯(漢方薬)

練馬区氷川台のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日もブログをご覧いただき有難うございます。
先月上旬に、鍼灸専門学校の仕事の一環として漢方薬の飲み比べを行い、ブログで漢方薬シリーズを書いていこうと思い第一回目のブログを書き、それから第二回のブログを書くまで一カ月かかってしまいました(笑)
前回の漢方ブログはこちら
・黄連解毒湯(漢方薬)
ということで、本日ご紹介する漢方薬は「四物湯(しもつとう)」です。
四物湯
四物湯がどのようなタイプの患者さんに処方されるかと言うと、不妊症・月経不順・生理痛・更年期障害・血の道症などの症状に処方されます。
*血の道症とは、妊娠・出産・更年期などホルモンバランスの変動により生じる女性特有の症状です。
それでは、月経不順や生理痛に対して必ず効くかと言うと、更に細かく体質を分けて考えないと効きません!
四物湯は血を補う漢方薬なので、東洋医学的な分類では血虚体質の方に処方されます。
血虚による所見を生理痛で考えると、生理が始まってから痛みが出て二日目くらいに痛みのピークを迎えるような方は血虚を疑いますが、月経が始まる前に生理痛が始まるタイプ(月経前症候群=PMS)の方は血虚ではなく気滞や血瘀を疑います。
月経不順を東洋医学で考えると、「血」が足りないと胞宮(子宮)に血が集まるのに時間がかかるため、月経周期は長くなると考えます。
そのような考えからも、生理周期が長くなったり短くなったりするタイプではなく、月経周期が定期的に長めの方に対して処方を考えます。
ちなみに、不妊症の方では下記のような症状・所見が出ている方には四物湯も考えます。
・生理が始まってから痛みが強い
・子宮内膜が厚くならない
・生理の出血量が減った
・貧血傾向
血を補うための食養生としては、レバーやウナギ・ほうれん草・プルーン・クコの実などを食べるのも良いですし、ご自宅でお灸をするのもお勧めです。
血に関するツボの第一選択は、やはり三陰交!
・不妊鍼灸のツボ(三陰交)
雑誌などを見ると「体質診断チャート」のような物が乗せられていて、そこからご自身の体質を決めつけていると・・・ほとんどの方は残念ながら当たっていないです(*´ω`)
自己分析の間違った体質診断に対してでも、食養生や自宅でのお灸などやり過ぎなければ害はそれほどないですが効果も表れにくいと思います。
ということで、ストイックに頑張る方は自己分析だけでなく専門家に診てもらいましょう(=゚ω゚)ノ

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