本日もコンチェルト鍼灸院のブログをご覧いただきありがとうございます♪
鍼灸施術で不妊症・不育症の体質改善のお手伝いを練馬区平和台(有楽町線・副都心線)で行っている、コンチェルト鍼灸院の松浦聡ですm(__)m
本日は、臨床で患者さんからご相談いただいた内容について、お話ししたいと思います。
まずは卵管閉塞とその検査に関して説明したいと思います。
卵管が詰まっているとどうなるかというと、卵巣から排卵された卵子を卵管采がキャッチして、卵子が子宮に向かっていっても・・・通行止め状態なので精子と出会うことが出来ないため、受精できず、妊娠に至れません。
*あくまで自然妊娠を目指すタイミング法や人工授精でのはなしで、体外受精では卵管が閉塞していても妊娠できます!
*詰まっている卵管側から排卵しても妊娠するケースはあるので、仮に両側の卵管が詰まっていても妊娠できる可能性が0%とは言い切れません。
続いて、卵管が詰まっているかどうかを検査する方法ですが、卵管造影検査と卵管通水検査の2種類があります。
どちらがお勧めかというと、診断精度が高く、検査後に妊娠率も高くなるということもあり、卵管造影検査がお勧めとなります。
ということで、前置きが長くなりましたが、本日の本題に入りたいと思います。
初診の患者さんからお話を伺ったお話ですが、受診している病院の方針で、閉塞した卵管側の卵巣から排卵した周期は、ピルでキャンセルされてました。
タイミングでなかなか妊娠しないため、人工授精にステップアップしたのに、ステップアップを決めてからは数周期連続で閉塞した卵管側の排卵が続き、一日も早く子供を授かりたいご夫婦なので、費用はかかるが体外受精にステップアップすることを決めたそうです。
この話を聞いてまず思ったことは、時間が非常にもったいない妊活方針のクリニックだ!!!
私が提案するなら、閉塞した側から排卵した周期はタイミングを頑張ってもらい、開通している卵管側からの排卵の周期は人工授精にトライする方が時間のロスは少なかったかと思います。
もちろん、この方法をとっていたら確実に妊娠出来たわけではありませんが、ピルでのキャンセル周期の妊娠率は0%ですが、私の提案する方法なら、妊娠する確率は0%ではありません。
産婦人科や高度生殖補助医療を行っているクリニックの技術はピンキリで、良い先生に診てもらえればよいのですが、外れをひいてしまうと、時間とお金をかなり無駄に消費してしまう結果になります。
一度採卵を行ってしまうとなかなか転院もしづらくなるので、クリニック選びの段階の方や、現在受けているクリニックの方針に疑問を持っているかたも、一人で悩んでいても答えは出てきませんので、まずは当鍼灸院にご相談くださいませ♪