本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
練馬区氷川台(副都心線・有楽町線)のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です(*´ω`)
本日のブログは、リオオリンピックにて出場選手が代替医療を活用しているニュースが毎日流れているので少しご紹介したいと思います。
まずは、アメリカの競泳代表マイケル・フェルプス選手や、同じくアメリカの体操代表アレキサンダー・ナドア選手が受けている施術の吸い玉療法(カッピング・及角ともよびます)について!
吸い玉の効能としては、血行を促進することで筋肉の緊張を緩和し老廃物を流す効果が挙げられ、最近ではエステなど美容分野でも注目を集めております。
当鍼灸院では、鍼の刺激に弱い方・苦手な方には吸い玉を使っております。
この施術を受けると赤紫の丸いアザが出来るので見た目にもすぐわかりますが、アザを残したくない場合は下記の方法でご提案します。
閃罐(せんかん)=吸い付いてはすぐに取り外すを繰り返す
走罐(そうかん)=体にオイルを塗ってから吸い玉をつけて、身体に吸い玉を付けたまま滑らせる
さて、それではメディアではどのように説明されているかというと、下記のような内容が見られました。
・リオ五輪で流行の「吸玉療法」 丸いあざに潜む危険性
このようなニュースを見ると、エビデンスや科学的根拠に基づいた治療というのがどれほど重要なのだろうと疑問を持ちます。
当鍼灸院ではアスリートよりも音楽家の患者さんが多いですが、「病院の治療を受けても局所性ジストニアが治らないので、藁にもすがる思いで来ました。」という患者さんが多いです。
そして、科学的根拠に基づかない鍼灸施術を行うことで再び演奏できるようになったり、奏でる音楽に輝きを取り戻す患者さんを多数診てきております。
アスリートもミュージシャンも同様に、一流と呼ばれる方々は最高のパフォーマンスを引き出すために微細なことでも最大限の努力を重ねていることを陰で支える身として知っております。
このようなストイックな選手・奏者の選んだ方法を、門外漢が批判するのは慎むべきと考えております(`ε´)
2016
16Aug
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