こんにちは、音楽家のフォーカルジストニア(職業性ジストニア)を専門的に診ている、練馬区平和台のコンチェルトはりきゅう院 院長の松浦聡です。
本日はプロのホルン奏者さんのフォーカルジストニア(音楽家の職業性ジストニア)症例です。
さて、今回の症例は私にとっては初めての試みになりました。
というのも、鍼灸施術を行わず、ZOOMというオンライン会議アプリを使った、リハビリ提案のみでフォーカルジストニア症状を治そうという試みでした。
この取り組みは以前から行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか実行に移せずにいました。
しかし、昨今のコロナ禍で日本に帰国することが出来ず、滞在先の国ではフォーカルジストニアの施術を行っている治療院が無いということで、ご相談いただいたことをきっかけに、今回のような取り組みに挑むきっかけになりました。
症例の患者さんは、チェコ在住のホルン奏者 上原健史郎さんです。
ロングトーンを吹くときに音が震えてしまう症状でご相談いただきました。
発症したのは今年に入ってからで、最初は人前で演奏する時だけ症状が出ていましたが、2020年6月頃からは自宅での個人練習でも震えるようになってしまったそうです。
私のミスで、ZOOMミーティングの動画が録画されていなかったため、上原さんに初回カウンセリング前の演奏を再現いただき、3回のカウンセリング後の演奏と順番に吹いていただいた動画をアップしたので、ご覧くださいませ♪
今回の症例のホルン以外にも、様々な楽器の様々なフォーカルジストニア症例を報告しておりますので、楽器演奏時の症状でお悩みの方は下記リンクからも探してみてください!!
・音楽家の鍼灸メニュー