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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・演奏時の姿勢改善など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は音楽家の患者さん(バイオリニスト)のフォーカルジストニア(局所性ジストニア)への鍼灸施術効果を動画をもってご紹介いたします。
症例の患者さんは、30年前くらいにフォーカルジストニアを発症されたのですが、当時はフォーカルジストニアの情報などほとんどなく、病院に行っても満足な治療を受けられないので演奏活動を諦めて・・・30年たった今も症状は変わらないという、音楽家にとっては本当に恐ろしい症状ですね(ノД`)・゜・。
症状が強く出ているのは左手で、バイオリンを演奏する際に中指と薬指が巻き込むためトリルが出来なくなり、指がネックから離れないので下降のスケールでは爪が引っかかって弦を鳴らしてしまいます。
右手も同時期に症状が出たそうですが、震えが出るので演奏しづらいとのことです。
まずは、こちらが鍼灸施術を行う前に撮影した動画です。
続いて、こちらは5回目の鍼灸施術を受けて頂いた後の動画です。
3回目の施術時点で右手の震えは軽減しておりました。
左手の症状も少しずつですが改善しており、以前は出来なかった中指と薬指でのトリルが出来るようになり、意識していれば弦をひっかけずにスケールを弾けるようになりました。
手の角度や奏法など、以前は試せなかったようなことも試せるようになり、楽に弾ける時間も増えてきているとのことです。
次の目標は、意識しなくてもスケールを弾く際に爪が引っかからないようにすることです(=゚ω゚)ノ
2016
20May
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